花粉症とは

花粉症とは、毎年患者数が増加の一途を辿っているアレルギー症状の1つです。 主に、鼻やのど、結膜などの粘膜に花粉が付着する事により、炎症がおこるものです。

予備知識ですが、、、
結膜とは、強膜の表面を覆い、まぶたの裏側へと続いているものです。 結膜は、粘液や涙液を分泌する役割を担っており、眼球の表面を潤しています。

強膜とは、眼球の一番左側にあり、厚さ0.25〜1.5ミリほどの、非常に強靭な膜です。いわゆる「白目」と呼ばれる乳白色の部分で、角膜と繋がっています。強膜の一番の役割は、眼球の外側にあって、眼球全体を外からの衝撃や圧力から保護することにあります。そのため、眼球の中では一番強い構造になっています。

その他の役割として、瞳孔以外から不必要な光が入ってこないように、その光をシャットアウトしています。 強膜は、眼のほかの部分と違い、病気が起こることはほとんどありません。しかし、年齢を重ねていく事によって、脂肪が付着してきて、強幕内の細胞組織が硬くなり、少し黄色ににごってきます。

つまり、鼻炎や咽頭炎、結膜炎などが起こることにより花粉症の症状が現れてきます。

しかし、花粉そのものが粘膜を傷つけるということではありません。 そもそも、花粉自体は、本来無害な物質とされています。

体に備わっている本来の免疫システムが、時に無害な物質を有害物質と間違えてしまう事があります。しかも、一旦間違えると、その物質が進入してくるたびに、排除しようと、その物質を攻撃します。そして、その攻撃によって自分の組織自体も傷つき、炎症といった形で症状が現れます。

花粉症も、無害な花粉、有害な物質と間違えて、花粉が体内に入ってくるたびに攻撃を仕掛けて、目、鼻、喉などに炎症を引き起こしてしまう病気と考えられています。